2012年4月29日日曜日

船越家

[船越家]
俳優の船越英一郎が家出したとかの騒ぎがあったらしい。
船越の妻でタレントの松居一代がブログで船越が家出中であることを明かし、それに各マスコミが食いついた形になった。がこれが実は船越が主演する新番組の宣伝だったことが明らかになり人騒がせな松居のブログに対する非難が巻き起こっているとか。
「なんかこれ『できの悪いプロレス』みたいな後味の悪さがありますよ…」てな感じの非難をしていた情報番組テレビの司会者がいたという。
この司会者の言う「できの悪いプロレス」がどんなものなのかは想像がつく。要するに八百長って言いたいんだろう。
でもそれを言うのならば一番八百長臭いことをやってるのはそのテレビ局だろう。
家出騒動を含めて松居一代を使って「番組の告知」をしたがっているのが見え見えだからだ。
「もうオレなんか『できの悪いプロレス』を『馬場鶴田時代の全日本プロレス』にして『出来の悪いブック(筋書き)の局が何言ってんだよ』と言いたいくらいだし」と言っていた知り合いがいた。
そうなんだよなぁ。考えてみると、松居のブログの記事も、取り上げてくれるテレビとかマスコミがあっての前提でなければありえない内容になっているわけで、そこのところは松居は正直すぎたというか、はっきりいって下手だった。
「これもステマなんすかね?」と聞かれたが、その場では「こんなへたっちぃのがステルスなわけないじゃん」としかいえなかった。
もっとも一番ひどかったのは日本テレビ(よみうりテレビ)の昼の情報番組の宮根誠司のクサい演技で、「ミヤネヤ「騙された」といってその場でアタマ抱えてしゃがみこんでました」とのこと。
要するに(視聴者を)騙している側なのに騙された側の人間であるふりの演技をしている宮根のその演技プラン自体がすでに出来の悪いものだったということ。
なんかひどいね。自分なんか空気読めない視聴者の代表というかひとりだろうから言うけど、宮根には「あんた番組前の打ち合わせには出てないのか」と突っ込みをいれているところだろうな、もしこの番組を見ていたら。
とにかく最近のテレビの情報番組の「雑さ」みたいなものを象徴するような出来事なので気になって取り上げてみた。
2012.04.29

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